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「マタギの世界」に密着取材!狩猟はこうしておこなわれる

みなさん、突然ですが、富士河口湖町に「ジビエ食肉加工施設」があるのをご存知ですか?

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(精進にある「富士河口湖町ジビエ食肉加工施設」)

近年、野生のニホンジカの増加により、農業、林業の被害や道路上での衝突事故などの問題が日本全国で深刻化している現状があることは、色々なメディアでも書かれていますし、理解されている方は多いのではないでしょうか?

富士山麓で捕獲されたシカを有効活用するために、平成21年に富士河口湖町が整備した「ジビエ食肉加工施設」の所長でもあり、山梨県ジビエ活用協議会委員でもある滝口雅博さんグループの狩猟に同行させてもらう機会に恵まれ、リアルな狩猟現場を密着取材させていただきました。

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その一部始終をお伝えします。

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ご安心ください。富士河口湖町新聞、始まって二記事目で強制終了させられるような画像は割愛させて頂いております。

ピピピッピピピッ・・・某日AM8:30

今にも雨が降り出しそうな中、各地から狩猟メンバーがぞくぞくと集まり、今日の戦術を40年のベテランハンターである滝口さん(司令塔)の指示を何度も確認し合う。

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狩猟はチームプレー

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この時、富士河口湖町新聞は、なるべく目立たないよう迷彩柄の服を選んで着ていたが、逆に目立たないとシカと間違えられ危険とのことで、オレンジ色の帽子を借りる。

「無知とは、このことを言うのだ」と緊張が一気に加速。

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無線で近況を報告し合うことを教えてもらい、富士河口湖町新聞もメンバーの方から無線を借り、イヤホンから全員の近況を把握することができるようになる。

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各自ぞくそくと山へ入り、自分の配置に着き、猟銃の準備をしだす。

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司令塔から配置に着いたかどうかの確認後、20分程するとイヤホンから・・・

滝口司令塔
「今、有力な足跡を追ってるから、しばらくじっと待っててくれ」

富士河口湖町新聞心の声
(やっぱりいるんだ!シカの足跡わかる人いるんだ!すげーー滝口さん!)

滝口司令塔
「いたぞ。メスが3頭いるぞ」

滝口司令塔
「今、◯◯さんの方へいくからな。もう少しだぞ。もう少し辛抱してくれ」

富士河口湖町新聞心臓の音
(ドキドキ)

滝口司令塔
「そろそろだぞ。そろそろいくぞ。準備しろよ」

富士河口湖町新聞心臓の音
(バクバク)

 

 

パーン!パーン!パーン!

突然、山に響き渡る銃声の大きさに驚きを隠せなかったが、今回は2頭メスのシカを転ばせた。(狩猟メンバーの間では、仕留めることを「転ばせる」と言うらしい。)

滝口さんが言っていたことを思い出す。

「俺は、殺し屋じゃない。山の恵みを有効活用することが、俺の使命だ」と。

狩猟技術や解体技術を学ぶため、各地からハンターが集まってくるのも、滝口さんの人柄でもあるが、惜しむことなく持っている技術を教えてくれるからに他ならないだろう。

しかし、富士河口湖町ジビエ食肉加工施設、滝口さんの後継者問題も今後の課題として残っているのも事実としてあるようだ。

富士河口湖町新聞としても、この課題について、引き続き、応援していきます。

ということで、

富士河口湖町ジビエ食肉加工施設

「アルバイト募集中」ですよ。

滝口さんが持ってる全てを教えてくれるそうです。
(滝口さんの面接は厳しいようですが。)

本栖湖にある「松風」のオーナーシェフでもあり、ジビエ料理の普及にも力を入れられている滝口さん。

お店の取材やジビエの活用方法についてはまた改めてさせていただだきますので、お楽しみに!

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