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スズ竹を使った勝山地区の伝統産業・特産工芸品「竹ざる」作りを見学してきました!

みなさん、こんにちは〜!

生きてます。富士河口湖町新聞。

イベントやら逆に取材を受けたりとバタババタ過ごしております。

と言い訳はさておき、勝山地区にある「富士河口湖町勝山スズ竹伝統工芸センター」へ取材に行ってきましたので、そのレポです!

みなさん、富士山の二号目に自生している「スズ竹」はご存知でしょうか?

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こちら富士河口湖町勝山スズ竹伝統工芸センターでは、そのスズ竹を使い、江戸時代から勝山に伝わる特産工芸品「竹ざる」の伝統を受け継ぎながら、みなさん制作に打ち込まれています。

施設の代表である在原建男さんからお話を伺ってきました。

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富士河口湖町新聞
今日は宜しくお願いします!いつ富士河口湖町勝山スズ竹伝統工芸センターはできたのですか?

在原さん
こちらのセンターができたのは、昭和54年に「勝山村甲州郡内ざる学校」が立ち上がったのがはじまりで、平成23年に現在の富士河口湖町勝山スズ竹伝統工芸センターになりました。

富士河口湖町新聞
勝山村甲州郡内ざる学校が立ち上がったきっかけはあったのでしょうか?

在原さん
昭和30年代のプラスチックやステンレスの安い素材の波に押されて、日本全国の竹産業が衰退する中、故小佐野幸人さんが中心となって、勝山村の職人さんや住む人を呼び集めて、伝統的な甲州ざるをつくる後継者を育てようと始めたのがきっかけですかね。

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富士河口湖町新聞
甲州ざるは、普通のざると違うんですか?

在原さん
いえ、普通のざると一緖ですよ(笑)ただ、素材に特徴があるんです。富士山の二合目付近に自生するスズ竹を使っています。富士山のスズ竹を採るには宮内庁の許可が必要で、年に数回、限られた時期に、みんなで山に入って採取してくるんです。

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富士河口湖町新聞
竹ざるを作り上げるのは難しいですか?

在原さん
いえいえ、富士山のスズ竹は柔らかくてなめらかなのが特徴で女性でも気軽にできますよ。約2時間ぐらい掛かりますが、中皿作りを体験することもできるんです。料金は2000円で講習料、材料費込みでして日本全国から体験しにいらっしゃいますよ。

富士河口湖町新聞
この夏は、自分で作ったざるでそうめん食べたいので改めて予約してから体験しにきますね!商品はどこかで販売されているんですか?

在原さん
こちらのセンターでも販売してますが、道の駅かつやま、いやしの里でもお求めできます。ありがたいことに全国の蕎麦屋さんやうどん屋さんからの注文が最近多くなってきましたね。

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話しながらも手は止めない在原さん

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どれくらい持つんですか?

在原さん
濡らしたまま放置したりしなければ、40年〜50年は持ちますよ!

富士河口湖町新聞
一生モノじゃないですか!!!富士河口湖町のみなさん一家に1枚、いや、1人1枚ですよ!

在原さん
あはは(笑)野菜を洗うのに使ったり、お米研ぎに使ったりもできるので使い道は多いですよ。

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笑いながらも手は止めない在原さん

富士河口湖町新聞
人材は募集しているんですか?

在原さん
もちろんです。少ない時給ですが、退職されて時間を持て余しているお年寄りの方に最適だと思うんです。手を動かすのでボケ防止にもなりますし、何より自分が作ったざるが売れる喜びは大きいですよ。

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ここ勝山の伝統を受け継ぎ、繋いでいく・・・

そして、少ないながらもアルバイト代も貰えて・・

指先を動かすのでボケ防止にも・・・

富士河口湖町の勝山地区が誇る

最先端のお小遣い付き老人会

ではないだろうか?

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富士河口湖町新聞もこの勝山の伝統である「竹ざる」作りを近々、体験させて頂こうと思います。

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富士河口湖町勝山スズ竹伝統工芸センター

山梨県南都留郡富士河口湖町勝山4029-5
(勝山ふれあいセンター内)

開館時間 9:00〜16:00
休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)、年末年始
見学料 無料、自由見学
体験予約 0555-83-2111(内戦113)

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